2019.09.22

桐生織ブランド確立への挑戦

RADWIMPS「ANTI ANTIお守り」工場レポート

RADWIMPS『ANTI ANTI GENERATION TOUR 2019』ツアーグッズの中にあるお守り。これは「桐生織」と呼ばれる独特の製法を擁している織物産地の一つ、群馬県桐生市のお守り製造工場で、国産にこだわって丁寧に作られており、今回はその製造工場に潜入。製造過程を紹介するとともに、織物産業の事情や製造工場の裏側について社長の声を聞いた。


コンニチハ、ケイシです。今回はRADWIMPSの全国ツアー『ANTI ANTI GENERATION TOUR 2019』のグッズの一つ「ANTI ANTIお守り」の製造工場に潜入してきました。工場は織物の産地の一つとして有名な、群馬県桐生市にありました。国産であるが故の工場のこだわりがあるようで、工場見学と社長さんへのインタビューを通してお届けしたいと思います!

「ANTI ANTI GENERATION TOUR 2019 / ANTI ANTIお守り」

RADWIMPSお守り製造工場ポート

まずは織CADで設計をします。そのあとにデータ作成に移り、織物プログラムを制作していきます。

データの入ったUSBをこの織り機にセットします。この機械は「しょっき」と言い、イタリア製の機械です。一本の細い糸が集まり、一枚の生地に織られていく様は圧巻です。

次に、生地をカットしていきます。それから本縫いミシンにて駒縫いを行い、横縫いをしていきます。返し機を使い折り返しをしていき、この角出し機で角出しをします。

中に台紙を入れ、角を折り、穴をあけます。めがね紐通しをし、結び、端をカットしていきます。

そして、これが完成品です。

桐生では、昔は織物産業が盛んだったようですが、現在その大手の多くが廃業してしまったり、他の地にて展開をしているようです。そんな現状の織物産業事情の過去と今や、その独特な製法も含め、創業60年の桐生織りの工場を運営するK社長に話をお聞きしました。

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