2023.02.20
LUCKAND Exhibition『ラカンド展』
共に創りあげてきたキセキを振り返る展示会と 12 年間の想いを綴るインタビュー
「モノづくり」に関わる全ての創作者のための Gallery Cafe LUCKAND、活動休止前最後となる Exhibition『ラカンド展』。 今までの活動やたくさんの方々と共に創りあげてきたキセキを振り返る展示会の様子と同時に、Gallery Cafe LUCKANDのオーナーであるカトー、スタッフとして働いてきた、さかたとayuの想いをお届けする。
LUCKAND Exhibition『ラカンド展』レポート
2023年2月1日。いつもと変わらぬの日常が流れていくなか、Gallery Cafe LUCKANDでは活動休止前最後のExhibition『ラカンド展』が始まった。
見慣れたドアの先へ進むと、まず視界に入ってくるのはLUCKANDが発行した フリーマガジンのメインビジュアルを飾った、9名のアーティストのイラスト。
その先にフリーマガジン#001~#009のそれぞれの表紙と裏表紙に起用された、フォトグラファー西槇太一と垂水佳菜が工場で共創の一瞬を切り取った貴重な写真が並んでいた。
フリーマガジンで特集したバンドのグッズや、過去にこの場所で個展を開催したアーティストとの共創プロダクトの展示。
2013年に渋谷にあるduo MUSIC EXCHANGEで行われた初のLUCKAND企画のイベント「Value added」のオリジナルTシャツ。
フリーマガジン#004で特集したTHE NOVEMBERSのTシャツと工場レポートに伺った際の貴重な製版フィルムの現物。
Gallery Cafe LUCKANDとして移転してから、初めての展示として記憶に残るTK from 凛として時雨の展示アーカイブ。
レジ横では沢山のアーティストの共創プロダクトも販売しており、商品を手にしたお客様の笑顔と共にそれぞれが新たな居場所へと旅立っていった。
店内奥の壁には過去展示したアーティストのキャンバスボードが一面に飾られ、もう一度作品に出会える空間が広がる。
LUCKANDの思い出や歴史を感じさせる懐かしいアイテムも並んだ。
店内は過去の内装を想起させるインテリアで彩られ、コーヒーを飲みながら店内を見渡すと懐かしい想いがグッとこみあげてくる。
そして『ラカンド展』最終日となる、2月12日。たくさんの人々と思い出に囲まれながら、Gallery Cafe LUCKANDは活動休止を迎えた。