2017.08.05

『BABY OVER THE WORLD』

The cold tommy

Cover Art:高木耕一郎

高木耕一郎
東京生まれ。サンフランシスコのアートスクールで学び、しばらくニューヨークを制作拠点に活動。帰国後はペインティングから刺繍まで幅広い作風にて活動。一貫して、ある種の居心地の悪さや矛盾を内包しており、モチーフに「人」がほとんど出てくることがない。また、モチーフは多くの場合、動物や擬人化された動物達であり、その表情は時にかわいらしく、時に牙をこちらに向け鑑賞者を睨みつけている。そこには動物を主人公にした作品だからこその匿名性と神秘性が内包され、親近感と違和感が混在する奇妙な居心地の悪さを生んでいる。
国内外の企画展やグループ展の参加や個展開催で画家として精力的な活動し、BEAMS、PORTERやPaul Smithなどのアパレルブランドへのデザイン提供やコラボレーションも多く行っている。また、「NY Times」など国内外のメデイアにも紹介されている。
http://www.koichirotakagi.com/

The cold tommyの表現(歌詞、メロディー)と高木氏の作品の訴えたい内容が似ているという点から、今回、ジャケットに「うさぎの刺繍」が起用された。また、うさぎはThe cold tommyのメンバーがプライベートで飼育しており、心のより処でもあるとのこと。

この「うさぎの刺繍」は、我々が日々生きている「現実」が、実はあらゆる価値観が共存しながら、人々が抱く物事への微妙な認識のズレとともに、危ういバランスの上で成り立ちながら機能していることを改めて気づかせる意図を持っている。その意図的に生み出された「違和感」を伝えることで、偏った物の見方から解放しようという試みが含まれているようだ。

The cold tommyは2009年に3ピース体制にて活動開始。「伝えたいのは、誰にでもある日常を ここにしかない言葉と音で 共有する悦び」を標榜し、2015年7月にはJUSTA RECORDよりメジャーデビュー。2016年4月のドラマーの交代劇を経て、新体制として初のスタジオ録音盤がこちら。
“精神的な「ロック」を追い求めて突き進んでいる”と語る彼ららしい、緊張感とヒリヒリした感じ、そしてドライヴ感溢れるソリッドなロックナンバーを全8曲を収録している。ガレージロックややさぐれロックを基調にしつつも、「アカツキ」や「Misery’s machinegun」といった、サビの部分でやってくるストレートになる部分での解放感や夜明け感を擁した曲も聴きどころ。これまで以上に広がりも期待できる1枚だ。

「アカツキ」The cold tommy

監督:笹原清明
http://www.sasaharakiyoaki.com/index_info_new.html

今回のMVとアーティスト写真は、バンドSpangle call Lilli lineのメンバーでもあるカメラマンの笹原清明が担当。「アカツキ」のイメージに青があり、独特な青の色を作り上げる笹原氏に依頼。統一感を持たせる意味もあったという。笹原氏自身がアーティストという側面もあるので、撮られる側の気持ちも理解しつつ信頼し合えた状態で作業を進めることができたという。
夜明け前ともとれるひんやりとした青を基調としたMVは、彼らの持つ独特のヒリヒリした感じやささくれだった感じ、開戦前夜のふつふつとした内包したものをクールに表現。バンドの持ち味を上手く引き出すことに成功している。

The cold tommy

http://thecoldtommy.syncl.jp

3rd ALBUM

『BABY OVER THE WORLD』

CTCR-14920
¥2,000(+tax)
BABY OVER THE WORLD
購入はこちら

2017年07月19日(水) Release

01. Smoky pink world
02. Misery’s machinegun
03. アカツキ
04. Hey hey pay money!
05. 酩酊apple
06. 猫は心に悪魔を育て
07. Habana
08. LET IT DIE~ネオングリーンの逆光~

LIVE

The cold tommy ツアー2017
『HELLO, BABY OVER THE WORLD』

09年06日(水)下北沢CLUB251
09年08日(金)神戸アートハウス
09年09日(土)京都GROWLY
09年11日(月)天王寺Fireloop
09年12日(火)名古屋 CLUB ROCK’N’ROLL
10年09日(月)下北沢Daisy Bar ※ワンマン

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