2017.07.13

colors

mol-74


Disc jacjet design : げみ

 

げみ
京都造形芸術大学美術工芸学科日本画コース卒業後、イラストレーターとして作家活動を開始。『水族館ガール』NHKでドラマ化(木宮 条太郎 作)や『鎌倉香房メモリーズ』(阿部 暁子 作)、『優しい死神の飼い方』(知念 実希人 作)など装画を中心に活躍。mol-74作品では、CDジャケットイラストとダウンロードカードアートワークを手がける。繊細かつ暖かみのあるタッチは世代を超え人気が高く、2016年8月に自身初となる作品集を出版、すると同月中に重版出来が決定。http://gemi333.com/

今回も引き続き、イラストレーターのげみの手によるジャケットデザイン。ゲートフィールド型の紙ジャケット仕様となっており、表1や中を開くと、印象派の水彩絵画のような淡い色彩を帯びた絵が広がっており、今作収録の各楽曲の持つ色彩とベストマッチを見せている。

前作『Kanki』で開け放った扉に加え、更に窓も全開にし、しかも中に住んでいる人が窺える、そんな多くの人を歓迎できる作品だ。色をテーマに作られた今作。霧のような乳白色、漂白的な病的な白、ホワイトアウト等…思えば、これまでの彼らの音楽性は白で例えられるものが多かった。しかし今作の彼らの楽曲は、そこに色づけがなされてきた。それはけしてビビッドな色づけではない。穏やかな桃色だったり温かい橙色だったり、春の太陽のような暖色の淡い色。中でも「light」のような彼らならではの伝え方ながら、明らかに聴き手を向き、前向き上向きに伝える楽曲の登場は頼もしい。彼らは今作以降ますます色づいていくに違いない。

「light」mol-74

 

director : Wataru Yokoyama(I was a Ballerina)
producer:Tomohiro Watanabe(I was a Ballerina)

黒を基調としたバックに様々な調度品がゆっくりとスローモーションで落ちてくるシーンと、バックライトによるメンバーの影と光を作り出し、その一瞬がどことなくの永遠性を感じさせてくれる。

また、この他にも、ニューアルバムからは「hazel」のMVも存在する。

「light」mol-74

Wataru Yokoyama : 横山 航
北海道札幌市出身。大学ではデザインを勉強する傍ら映像に興味を持ち、実写映像やアニメーションを作り出す。在学中に作成したコマ撮アニメーションが国内コンペにて受賞し、その後、ポーランドやメキシコ、オーストリア等の映画祭で上映される。

mol-74

http://mol-74.jp/

NEW MINI ALBUM

『colors』


LADR-011
¥1,900(+tax)
購入はこちら

2017年5月24日(水)Release

01. hazel
02. yellow
03. light
04. complementary colors
05. rose
06. tears

LIVE

ツタロック DIG“LIVE!!”Vol.6
7月26日(水)TSUTAYA O-nest

OCEAN WIND 2017
7月28日(金)OTODAMA SEA STUDIO

“生き賭し生ける音” #2
8月1日(火)名古屋APOLLO BASE

RADIO BERRY ベリテンライブ 2017
8月28日(月)HEAVEN’S ROCK Utsunomiya VJ-2

大ナナイトvol.109
8月29日(火)渋谷TSUTAYA O-Crest

TOKYO CALLING2017
9月16日(土)~18日(月)下北沢、新宿、渋谷

【微光夢遊】-Vol.1 夜之迷霧
9月16日(土)Live Warehouse(高雄)

夢チカLIVE VOL.122
9月23日(土)札幌KRAPS HALL

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