2017.08.10

Crying End Roll

indigo la End

Cover Model : 滝口ひかり
Art Direction&Design : YAR TOKYO

YAR(ヤール)
Yoshiro Nishi、Koji Wagatsuma 2人のアートディレクターが代表を務める、クリエイティブスタジオ。アートディレクション、グラフィックデザイン、映像、WEB、プロップ製作、撮影、空間演出、 展示会までを国内外問わず行っている。多くのクリエイティブコラボレーションを手がけ、コミッションワーク以外の活動も頻繁に行い、 東京、ロンドン、ベルリンなどでエキシビションも開催している。

今回のジャケットのモデルは、dropの滝口ひかり。
バンド名とおり、これまで何度が藍色(青色=indigo Blue)を銘打ってきた彼らだが、意外にもジャケットで藍色が起用されるのは初。ブックレットの中身は1P1P様々な青色が写されている。青空に薄雲がかかったような写真がページ毎に掲載されており、それぞれ微妙に異なる青が、楽曲や歌詞と合わさり、視覚的にも相乗効果を生み出しているのが興味深い。

彼らの3rdアルバムとなる今作は、何か抜けたかのような、良い意味でツルンとした明るさや前向きさを持ったアルバムという印象を受ける。今回もエンジニアはトリプルテンプルの岩田純也が出掛けている。
従来の彼らの持つ独特の孤独感や疎外感、ノスタルジックさに加え、ポストロック、変拍子はもとより、シティポップ、ダークファンタジーさ、グリッチポップ等々を、奇をてらう感じではなく、オーソドックスにサラッと取り入れたり、ブレンドしているのも彼ららしくも新しい。

相変わらずのサウンドの先鋭さもさることながら歌表情もこれまで以上に色々な側面が伺える今作。目まぐるしいが、キチンと聴きやすくポップ。M-3.の猫目線の主人を想う気持ちと孤独さを独特の観点から描いた「猫にも愛を」は秀逸だ。

「Crying End Roll」全曲ダイジェスト

こちらではアルバムの全曲を断片的に触れることができる。『Crying End Roll』からは「想いきり」「見せかけのラブソング」「鐘泣く命」「プレイバック」と4曲もののMVが公開されており、アルバムから受ける印象とは裏腹に、活動休止の期間貯めたエネルギーを使って、作品をできる限り高密度・多角的に作り上げているようだ。ぜひこの4曲のMVも見て欲しい。

indigo la End

http://indigolaend.com/

MAJOR 3rd FULL ALBUM

『Crying End Roll』


初回限定盤 2枚組(CD+DVD)
WPZL-31341/2
¥3,500(+tax)
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通常盤
WPCL-12676
¥3,000(+tax)
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WARNER MUSIC JAPAN

2017年07月12日(水)Release

01. 想いきり
02. 見せかけのラブソング
03. 猫にも愛を
04. End Roll Ⅰ
05. 鐘泣く命 (ドラマ「ぼくは麻理のなか」オープニングテーマ)
06. 知らない血
07. ココロネ(Remix by Qrion)
08. End Roll Ⅱ
09. プレイバック
10. 天使にキスを
11. エーテル
12. 夏夜のマジック(Remix by ちゃんMARI)

[DVD]
indigo la End
“インディゴミュージック” 追加公演 「プレイバック」
2016.9.10 (Sat) at STUDIO COAST
01. 楽園
02. 秘密の金魚
03. 実験前
04. 緑の少女
05. 夏夜のマジック
06. 幸せな街路樹
07. 瞳に映らない
08. 渚にて幻 (long ver.)
09. 名もなきハッピーエンド

LIVE

全国ツアー『始藍』
9月15日(金)大阪 なんばHatch
9月17日(日)岡山 CRAZYMAMA KINGDOM
9月20日(水)名古屋 ダイアモンドホール
9月22日(金)Zepp Tokyo
9月25日(月)高崎 club FLEEZ
9月26日(火)仙台 Rensa
9月28日(木)札幌 ペニーレーン24

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